前兆
右の写真は入院中に撮影されものを主治医よりCDで頂いたものです。要求はしていませんので戒めの意味だったのでしょうか。
平成19年2月21日午前二時 突然胸の違和感で目覚め、ひどい胸焼けを感じ胃薬を飲むが効き目は全くなし。異常な痛みに耐えきれず嫁に救急車を呼んでもらいました。
前兆はありました。今更ですが真摯に向き合いべきでした。
健康診断
前兆の一つが健康診断です。高血圧、高脂血症、脂肪肝、心室肥大など体重増加と共に問題のある検査項目が増えました。いわゆる生活習慣病の状態です。
- 高血圧
血管を痛める。心臓に負担を掛け、心室肥大の要因となる。 - 高脂血症
LDLが上がり、HDLが下がる。総コレステロールが上昇し、血管内にプラークを作る。(コレステロールの固まり) - 脂肪肝
飲酒と暴食、いわゆる生活習慣病で,メタボリックシンドローム状態です。 - 心肥大
胸部レントゲンや心電図で発見されます。高血圧も原因の一つと言われますが、「心筋梗塞により心肥大が発症する確率が上がる」とも言われています。https://www.jhf.or.jp/topics/2019/007960/
これに喫煙が加わると、すぐに専門医療機関で精査ですべきです。
冠動脈CTでここまでわかる 一歩進んだ冠動脈CT活用法
発病の6年前からの健診結果です。肝機能、コレステロールが問題です。
3年前に心電図に異常(心室肥大)が検出されていますが、2年前の心電図には異常ありません。その為油断したのかもしれません。
1年前の健診結果 やはり心電図は異常なしですが、コレステロールや血糖値が高いままです。
更に喫煙していたので危険な状態だと認識すべきでした。
自覚症状
発病近くでは具体的な症状が表れました。徒歩での通勤途中、胸を締め付ける様な痛み(長距離を全力で走ったの様な痛み)や喫煙後に胸焼けを感じる様になります。しかし症状の出る時間が短かった為ここでも対応を見誤ります。
発病
発病は早朝から午前中が多いようです。急性心筋梗塞は時間との勝負です。
躊躇せず救急車を呼びましょう。
今回は救急隊員の速やかな判断で心臓カテーテルが可能な県立病院に搬送され緊急オペで一命を取り留めました。本当に運が良かったと各位に感謝しています。
次は救急搬送、治療内容などを伝えてたいと思います。
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