退職後1年半の無職期間を経て、再就職を決意しました。経済的な面もありますが、心理的な理由も大きいと思います。再就職を考えている方の参考になればと思います
無職1年半
趣味に興じる
退職時は失業保険の為にハローワークに月2回のペースで5カ月間通いました。(何らかの活動をしなければ、失業保険は受給できません。)スキルを活かした職種であれば再就職を考えたと思いますが、基本的には1年程度は休むつもりでいました。
ハローワークの職員の方も、60歳を超えた人にはあまり強くは斡旋しない様です。結局退職から約1年半の間、趣味のバイクや自転車に興じていましたが・・。
経済的不安と心理的不安
物価上昇や先行きの不透明など経済的な不安と、サイクリング中に遭遇する現場で働く高齢者になぜか後ろめたさを感じる様になります。データでは60~64歳で8割、65~69歳で6割の方が就労しています。70歳定年どころか、一生現役の時代が近いのかもしれません。
生活水準を下げれば貯蓄分で過ごして行けるかもしれませんが、何か充実しなく物足りない生活や言い知れぬ不安。そしてなりより楽しく生きようと思い、再就職を考える様になりました。
就職活動
ハローワークの検索では、残念ながらスキルを活かせる業種はありませんでした。
郵便配達員に落ちる
令和4年11月、自宅ポストに郵便配達員募集のチラシが投函されていました。63歳過ぎで無謀かとも思いましたが、「60代の方も頑張ってます」みたいな案内内容で、バイク好きもあり応募しました。
電話で応募の意思を伝え、1~2週間後には面接をしたと思います。面接では結構我が儘な条件を自分が持ち出し、結果不採用となります。以下要望内容
- 勤務地の要望・・・これは正当な要望
- 就労開始時期・・・初孫が2月予定なの3月以降(年末年始が繁忙期なのに)
- 肉体的条件・・・・腰痛持ちなので荷物は20㎏以下(バイク便のみの条件)
63歳だし落ちて当然かなと思いましたが、今の体調(腰痛に首と肩痛が追加)を考えると不採用で正解でした。因みに65歳が定年だそうです。(募集内容に定年は記載禁止なのかな)
蛇足ですが、配達員は左手に直近の配達物を持って配達するそうです。(クラッチレバーがないので)理由は効率アップですが、道路交通法上大丈夫なのか?と思い面接の場でホルダーの設置を提案したら却下されました。郵便物の紛失が問題になるからだそうです。
事故や転倒を考えると丈夫な専用ホルダーを開発すべきと思いますが。(天下のJPですから)
配達員の左手に注目してください。配達間隔が短い場合は、郵便物を持って走っていると思いますよ。
守衛に挑戦 取りあえずやってみよう
郵便局不採用にも懲りず知人の紹介で、病院の守衛(夜勤)に応募しました。自分が経験した仕事と真逆のようでしかも夜勤です。体力的な不安もありましたが
知人からの紹介も「何かの縁」と前向きに考え挑戦しました。
契約社員として採用されましたが、今回の労働条件では社会保険への加入が必要です。手取額は減少しますが、支払う健康保険料や厚生年金の増額等を考えるとあながち損とは言えません(保険料は会社折半ですし)。
今回の案件は知人(同僚)の紹介によるもので、ハローワーク等、公式に募集をしているものではありませんでした。企業の都合もあると思いますが、そのような案件は意外と優良案件だったりするかもしれません。
就労してまだ半年ですが、経済的に余裕が生まれと精神的にも安定します。社会との繋がりも感じボケ防止になります。今後いろいろ大変な事もあると思いますが、体力が続く限り続けていくつもりです。
再就職を迷っている方は、とりあえずやってみる事をお勧めします。やってみて駄目であれば止めれば済む事ですから。 因みに守衛の仕事内容については個人情報保護上問題がない様においおい記事化を検討します。
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